東の比叡山、西の愛宕山と言われるほどの山です。
京都の山を歩くなら是非と勧められ、ここを歩くことに。
今回は、高雄から向かってきたので堂承川の合流点から空也の出合を経て
登ることになりました。
登山口には、5時間以上の行程だとの案内板。
空也の出合(月輪寺駐車場)から愛宕山を目指します。
ジグザグの階段は、ここを歩こうと決めた時から覚悟はしていたけど
想像以上でした。
アカマツの多い岩混じりの階段は、
登っても登ってもまだまだ続きます。
どれくらい歩いただろう。
月輪寺(つきのわでら)が見えて来ました。
美しい紅葉に囲まれたお寺です。
雲に霞んでいるけど京都市街が一望できました。
京都タワーをランドマークに御所の森を確認。
京都市街を眺めながら、山ごはんです。
愛宕山は、防火・火伏せの神様をお祀りしている愛宕神社のお山です。
なので、火を使ってはいけません。
山ごはん
簡単スペアリブ・おいも・トマト・おにぎり)
月輪寺(560m)から愛宕山(924m)まではさらに登りが続きます。
今まで山歩きから、急にお寺の厳粛な空気が流れて来ました。
石段にも歴史を感じます。
愛宕神社という名の神社は日本に多くあるが、ここがその代表である総本山。
千日参りやさらには五千日参りの方もいらっしゃるようでした。
お参りの後は、
三角点を探します。
神社からかなり離れた位置に存在しているので
見つけるのが大変でした。
そこで友人持参の甘めのカフェオレで乾杯です。
京都市内を眺めながらの贅沢な時間でした。
ひと休みのあとは、下山。
今まで登った分を降りるのですから大変です。
美しい紅葉を眺めながら長い長い下りです。
愛宕神社から黒門を経て水尾の分岐へ。
ここで清滝側と水尾側を迷ったのですが、
トロッコ目的に水尾へ向かいました。
ここからが大変。
ほとんど変化のない単調な下り坂北山杉に囲まれた道を
ただただ下るだけ。
下っても下っても下り坂が続きます。
位置を確認できる案内板がありがたかったな。
そしてやっと水尾にたどり着きました。
水尾からトロッコへは続く。